AWS CloudFormation を初めて使ってみた
AWS CloudFormation
仕事で CloudFormation を使うことになりそうなので、まずは簡単なところから。
CloudFormation を使って、AWS の超最小限の構成を自動で構築してみます。
細かな設定まわりは次回書いてみようかな。
テンプレートファイルの作成
AWSTemplateFormatVersion: '2010-09-09' Resources: TestVpc: Type: AWS::EC2::VPC Properties: CidrBlock: 10.0.0.0/16
{ "AWSTemplateFormatVersion": "2010-09-09", "Resources": { "TestVpc": { "Type": "AWS::EC2::VPC", "Properties": { "CidrBlock": "10.0.0.0/16" } } } }
CloudFormation スタックの作成
- Webコンソール
CloudFormationのWebコンソールを開きます。 テンプレートファイルのアップロード
「CloudFormation スタックの作成」から「スタックの作成」ボタンをクリックします。項目 値 前提条件 - テンプレートの準備 テンプレートの準備 テンプレートの指定 テンプレートファイルのアップロード デザイナー表示
「デザイナーで表示」ボタンをクリックするとアップロードしたテンプレートのアーキテクチャが表示されます。テンプレートの検証
デザイナーの画面で「テンプレートの検証」ボタンをクリックすると、その名のとおりテンプレートを検証してくれます。試しに、AWSTemplateFormatVersion の値を適当な値に変更し、「テンプレートの検証」ボタンをクリックするとエラーになります。
※2022年4月時点では、この AWSTemplateFormatVersion の値は「2010-09-09」と指定する必要があります。スタックの作成
「スタックの作成」ボタンをクリックし、「次へ」ボタンをクリックする。スタックの詳細を指定
以下のとおり入力して、「次へ」ボタンをクリックする。項目 値 スタックの名前 TestStack1 パラメータ なし(特に入力する項目はない状態) スタックオプションの設定
特に変更せず、「次へ」ボタンをクリックする。- レビュー
特に変更せず、「スタックの作成」ボタンをクリックする。 スタックのダッシュボード
ステータスが「CREATE_IN_PROGRESS」となり、その後「CREATE_COMPLETE」となれば作成完了となります。VPCのダッシュボード
VPC のダッシュボードを開くと、今作成したスタックが作成されています。作成したスタックの VPC の Name は未設定なので、この時点で VPC を大量に作成している場合は見つかりづらいですが、タグを見てみると「aws:cloudformation:stack-name | TestStack1」となっているため、このあたりで作成できたことが確認できます。
CloudFormation スタックの削除
- CloudFormation のスタックの一覧で、削除したいスタックを選択する。
- 「削除」ボタンをクリックする。
こんな感じで、簡単にできちゃいますね。